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第24日目:4/22(金)晴れ 9:10スタート 4バック レギュラーティ
昨日、散々な仕事内容だった新人君に追い打ちをかけるようなことが・・・・
今日はコンペで、トップの組に付く。
コンペのトップは何回もやってるいるので問題ではない。
問題は組み合わせだ。
組み合わせというのは、つまり、お客さま!
1人だけ、キラリと光るそのお客さまの名前が・・・・どーしようううううう!
だいたいなんでこのコンペに入ってるのかがわかんない!
ま、そんなことは置いといても、・・・新人君連れて行くような組じゃない。
どーしよう。
わたしは1人であれこれ考えながら、でも、同姓同名ってこともあるし、
「ねえ、Hくん、トップアマの有名な◯◯◯さんているじゃん?」
「はい」
「下の名前ってなんだったっけ?」
「◯◯◯◯・・・じゃなかったですかー」
「・・・・・。」
わたしはキャディバックのネームプレートをまじまじと見つめる。
「これだっけ。」
「えっ、来てるんですかー。」
「うん。」
わたしはだんだん声が小さくなっていく。
「キャディ研修とかやって邪魔になんないかな。」
「うっ、ああーーー、んーーーー。いいんじゃないですかー」
「・・・・。」
わたしの記憶に間違いがないなら、プラス2か、3か・・・
たしかそんなハンディキャップだったと思うんだけど。
わたしだって付いたことないのよ、プラスハンディの人になんか。
新人君に仕事をさせていいものかどうか、
わたしが心配なのは新人君の仕事の不出来よりも、
ゴルフ場的にプラスハンディの有名なアマチュアが来てくださったわけだから
それなりのキャディをやってあげたいという気持ちが強くて、
出来ればわたしが全部キャディをやりたいくらいなのだ。
プライヴェートの組に変えてもらおうかと思ったけど、
新人君を連れて行くことにした。
理由は・・・・わたしが見たいから。(プレーを)
その代わり、新人君にはそんなすごい人がいるんなんてことは黙っていよう。
でも、多分まだピンとこないと思うけど。
変に緊張させるようなことを言うよりは普通に仕事をしてもらえるように、ね。
但し、スタート前に今日のラウンドはクラブは全部わたしが片づける、
新人君はクラブ渡す専門と申しつける。
距離も言うし、グリーンも半分手伝うから、と出血大サービスすることにした。
いつもはカート1台でわたしは後ろから目土しながら付いていくのに今日はもう1台カートを出す。
プレーに遅れちゃいけない、と思ったから。
そこまで準備を整えてラウンドに望むことにした。
コンペだったのでティはレギュラーティからということになった。
注目の◯◯◯さんのティショットは・・・・いい球打つなぁー。
でも、もう1人なかなか上手い人がいた。
負けないくらい飛んでる。
それにしても、カート2台も出したのに、お客さまは4人とも歩いていく。
ティショットをしたら、ホールアウトするまで4人とも全員歩く人達だったのだ。
あらーーー、いつものようにカート1台にしておけばよかったぁー。(-_-;)
2番ホールは短いミドル(301Y)なのでちょっと上手い人はアイアンで打ったりする。
◯◯◯さんは何番で打つんだろう、と思っていたら、ドライバーで打つじゃないか!?
大丈夫かなーと思ってたらグリーン手前まで飛んで楽々バーディ。
上手いなぁー。
3番ショートホールのティグランドで◯◯◯さんがグリーンを見下ろしながら
「◯◯さんもこだわって造ってますねぇ」
とゴルフ場のオーナーの名前を出した。
こだわって、ってどの辺が?
というか、◯◯◯さんから見てどの辺がこだわって造っているように見えるわけ?
「どの辺がですか?」
わたしは聞いてみた。
「周りの木がいいねぇ」
グリーンの周りを囲んでいる木?
「でも、これでも大夫切ったんですよ。グリーンが痛んだことがあって・・・」
「そうそう、あのときはひどかったなぁ。」
メンバー様がそのときの話を◯◯◯さんにしてくれた。
4番ホールで◯◯◯さんのティショットが右に飛んで行った。
右にキックしたらOBになるかもしれない、というところで、ボールは右に跳ねた。
「・・・・・。」
わたしもコースを知っているメンバー様も思わず「・・・。」すぐに口を開けなかった。
ところが、怖い物知らずの新人君が「プレイング4からお願いします」と言うと、
メンバーさまが振り返ったので、「あっ、あの、コンペはプレイング4使用ですか?」
と何気に確認する振りをする。
普段、プレイング4を使わないだろう人にプレイング4からお願いします、っていうのは
なんだか申し訳ないというか、失礼というか、非常に言いにくいことなんだけど。
その点、新人君はさらっと言ってくれる。
◯◯◯さんのプレーに付いて行く人が1人いた。
◯◯◯さんのプレーばかり注意して見ていたけど、もう1人の人も
ずっと、パーかバーディしか取ってないはず。
そのお客さまが8番グリーンでピンの奥に付けていたんだけど
ラインを見ながら「こっちからちょっと逆目になる?」って聞いてきた。
「・・・・なんでわかっちゃうんですか?」
「うーん、なんとなくそーかなぁと思って、」
お客さまはラインを見ながらそう言った。
多分、初めてコースに来てたに近いはずなのに、
18ホールの中で唯一くせのある8番グリーンのことを
すぐに見抜くなんてただ者じゃない、とわたしはその時咄嗟に思ったのでした。
18ホール終わってからコンペの参加者のハンディ・キャップを改めて知った。
なかなかやるじゃん、と思っていたお客さまは
・・・・ハンディ・キャップ1でした。(ё_ё)
前半のお客さまのプレーを見て、後半は全面的に新人君に仕事を任せることにする。
カートも1台にしてわたしは歩いて行くことにする。
「前半は、半分はわたしがやったから後半は全部1人でできるように」
プレーがスムーズで早いので新人君に任せてもいいだろう、と判断したことと、
メンバー様が1人いて、毎ホール、コースを事細かに説明してくれるのだ。(^_^;)
そういう便利な人がいるので敢えてキャディが説明をしなくてもいいみたい・・・
ということで、新人君でも大丈夫、と思ったのでした。
18番ホールのフェアウェイを歩いているときに、メンバー様でもなく、プラスハンディでも、
ハンディ1でもないお客さまが「キャディさんになるのも大変だねぇ」と話しかけてこられたので
「今日はすみませんでしたー」「僕みたいな客も入れば、◯◯◯さんみたいな人もいるしなぁ」
「ええ、せっかく◯◯◯様にも来て頂いたのに・・・」
「九州チャンピオンだもんなぁ」
「研修生で申し訳なかったですけど、今日は勉強させて頂きました。」
「なかなかこういうチャンスもなかろう?」
「はい、滅多にこんなチャンスはないので本当にありがとうございました。」
スタート前は心配していたけれど、プラスハンディのお客さまに臆することなく18ホール終了。
・・・・新人君はそんなことは知らないし、自分のことでいっぱいいっぱいだし、
仕事としては、ホール説明もあまりしていないし、
距離もエッジ=ピンの距離を忘れないで言いさえすれば
自分たちで計算してくれるお客さま達だったので・・・・
おまけに誰もカートに乗らないのでお客さまをカートに乗せて行き過ぎたり、
「カートへどうぞ」という誘導もしなくてよかったので・・・・
しかも、4人とも歩いているのに後続組はどんどん離れて行くので
フォアキャディもしなくていい。
こんな楽な仕事はない。
でも、まったく仕事ができていないというわけではないので
・・・問題はコースを知らないお客さまを連れて行けるか、なんだけど!
ー今日の反省@さらー
昨日、あんまり仕事ができないのでわたしとしては今日も、
コースを知らなくて、いつも距離を聞いてくるお客さまで研修をしたかった。
このくらいの段階に入ると、コースを知ってるメンバーや、ピンポジだけ言ってれば
自分で計算して打ってくれる上手なお客さまというのは、なんの研修にもならない。
でもーーーーーーー、今日のお客さまはアマチュアの中でも本当にトップクラスの方で
しかも、プラスハンディなんて今まで付いたこともなかったので、わたし自身驚いた。
というか、わたしが勉強になった。
キャディとしてわたしが嬉しかった。
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