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第23日目:4/21(木)晴れ 11:16スタート 4バック フロントティ×3
レディースティ×1
今日もぶち切れそうな一日だった。
自分でラウンドしたほうがどんなに気が楽かー。(__)
ゴルフ場主催のコンペのトップ。
4人のうち、1人はうちの営業課長。
1人は顔なじみのメンバーさま。
あと2人はビジターのご夫婦。
新人君には付く前に注意事項を与える。
課長とメンバーさまはほっといてもコースは知ってるけど、
ビジター2人のお客さまにはコースの説明をしてね、
特に女性のお客さまにはどこに打ったらいいのか、狙い目を言って、
クラブも注意して替えるように!
これがーーーーーー、全然できなかった。
しかも、1番ホールで女性のお客さまのボールを見てないくせに
「カートに乗ってください」ってカートに乗せたのはいいけど、
かなり通り過ぎてしまった。
女性のお客さまはグリーンの近くから100ヤードのヤード木の辺りまで歩いて戻ることになる。。。。
ああ、なにやってんだかー。
そこへご主人が「なんでもっと手前でカートから降りないんだ!」
「だってキャディさんがカートで行こうって言うから!」
あちゃーーーーー。
わたしの耳にはしっかり聞こえてきた。
2番ホールでセカンドの距離がわからない女性のお客さまが新人君に距離を聞いた。
打ったら見事にグリーンオーバー。
それを見たご主人が「今度から距離は僕に聞きなさい」
あちゃーーーーーーー。
3番ホールでチョロした奥様。
ティグランドから歩いてボールの所に行っていたら
「カートで行けばいいじゃないか」
とご主人が言う。
「だって、あんまり飛んでないし」
「飛んでなくてもカートのほうが早いじゃないか。足が悪いんだから乗せてもらいなさい!」
「・・・・!えっ、足をどうかされているんですか?」
一緒に歩いていたわたしが聞くと
左足の靱帯を切ってまだよく治っていないと言うじゃないか。
4番ホールのティグランドで新人君にそのことを話して極力カートに乗せるように言った。
それにしても、5番、6番と仕事ができない新人君を見ているとだんだんイライラが募ってくる。
というよりも、お客さまに申し訳なくてこれはいけない!と思って7番からキャディを交代した。
一応、通常料金を頂いているのであんまりひどいとキャディフィを受け取れない。
営業課長もいることだし、あんまりひどいとこのままでは昼食のときに課長の立場もまずかろう。。。
クレームも直でくることになるだろうし、、、、
特にご夫婦のお客さまは言いたいことはすぐに課長に言うだろう。
7番ホールで奥様が1オンしたのをきっかけに盛り上げ始める・・・。
なんとか、2パットでパーを取ってくれたので、盛り上げるほうも力が入る。
「よかったぁー、キャディさんありがとうー!」
と言ってくれたのでひとまず、ほっとする。
ちょっとキャディの役割を果たした気分。(番手の選択・ライン読み)
ところで、カート1台にキャディとプレーヤーが5人乗る。
わたしはずっと、目土袋を持って歩いて付いてきていた。
キャディを交代するときに新人君に目土しながら歩いて来てね、と言ったんだけど、
7番から8番ホールに移動するときに、わりと近いので男性3人はカートに乗らずに歩いて行った。
わたしは運転席。足の悪い奥様は助手席。
カートを出そうとすると、後部座席に新人君が飛び乗った。
「・・・・・・。」
わかってない。
しかも、お客さまと営業課長が歩いて次のホールに向かっているのに、
なんで仕事が出来ないキャディをカートに乗せて行かなくちゃいけないの?
「ごめんね、歩いてきてくれる?」
そう云って新人君をカートから降ろした。
8番ホールも奥様がいいティショットをしたので残りが110ヤードだった。
2オンのチャンス。
風がフォロー、打ち下ろしもある。
110ヤード打ったら絶対大きいですから、と言って番手を1つ落とさせる。
すると、いいショットが打てて2オンした。
大喜びの奥様が「キャディさんの言ったとおり!ありがとう!これでパーが取れるかもー!」
「いえいえ、バーディかもしれませんよ!」「えーっ、どうしよう!」
ここぞとばかりに盛り上げるわたし、、、
下りのパットだったので強すぎてバーディは入らなかったけど、パーは取れた。
「おっ、連続パーじゃないか!」
ご主人も奥様のスコアがよくなると、ご機嫌で口数も増える。
9番ホールのティグランドで奥様が「キャディさん、後半も一緒?」と聞くので
「多分、一緒だと思うんですけど・・・」
多分というか、絶対一緒なんだけど、
もしかしたら奥様はキャディを替えて欲しいのかもしれないと思って
わたしは「多分、一緒だと思うんですけど・・・」と中途半端な言い方をした。
「良かったぁ、また後半も色々教えてね!」
よしっ!
女性のお客さまというのは、男性よりも言葉にも顔にも出やすいので
わかりやすい。
奥様を見方にすればだいたいご主人もついてくるので、このまま休憩に入って
レストランでの食事のときも、営業課長もそう困らないで済むだろう。
・・・・そこまで考えて仕事をするわたしもわたしだけど。
後半は・・・・前半と同じく、新人君に10〜14番までは頑張ってもらったけど、
14番のグリーンの仕事をみたときに限界を感じた。
営業課長の顔色が変わったのが見ていてすぐにわかったのだ。
一番遠いのにパターを持ってこない。
持って来ないので取りに行くと他のお客さまにパターを渡したりボールを拭いたり、
課長のパターは絡まって取れない。
ボールのところに戻るとまだボールを拭いていない。
かといってピンも抜いていない。
グリーンでの仕事は毎ホール、毎ホール同じことの繰り返し。
これがまだ出来ないのでは話にならない。
お客さまのご機嫌を損ねる前にわたしはキャディを交代することにした。
カートを運転して次のホールに行くと茶店だった。
「キャディさん、また宜しくね!」
奥様はそういうとご主人に「これでキャディさんに何か差し上げて!」
と自分のカードを渡すのだ。
怖ろしいくらいわかりやすい奥様だ。
反面、期待されているというプレッシャーも感じつつわたしはキャディをする。
変わって2ホール目のロングのティショット。
ご主人が狙い目を奥様に説明しているんだけど、
わたしが横から「あそこを狙って打ってください」
「ええーーー!あんなとこ?」
「はい、大丈夫です。」
「ホントに?」
「2つ前のホールくらい飛べば越えて行きますから」
奥様はドライバーは割と自信持って打っているし、よく当たっている。
飛ばない女性には勧めないコースだったけど、
わたしは敢えて上級者の狙い目を奥様に勧めた。
ご主人はちょっと怪訝そうな顔をしていたけど、
奥様のドライバーは云った通りのところに飛んでいき、
狙い目の木を軽々と越えて行き、
「きゃーーーーっ!当たったー!」
「すごーい!」
と手を取り合って喜んでいるわたしと奥様を見ると
「やるなぁー」と云う顔は笑っている。
セカンドも傾斜を利用して次にフェアウェイから打てるようにアドバイスをする。
下っているのでランも出るし、
奥様は3オンに成功した。
「やったわ、キャディさん!」
奥様も嬉しいだろうけど、もちろんわたしも嬉しい。
最終ホールに来ると奥様が「キャディさんもゴルフするんでしょう?」というので
「たまに、ですね。」と答えると、「90前後で廻るんでしょう?」「え?」
「彼が云ってたわよ。」と、営業課長を指さした。
食事休憩のときに余計なことを云ったなぁ!
「だから距離も良くわかるのね、云ったとおりだものね」
「・・・ああ、はあ」
「今日はどうもありがとう」
なんて云われると、わたしも悪い気はしない。
いつも90前後で廻ってる、っていうのだけは事実じゃないけど。
なんとか、無事にラウンドを終えてハウスに戻ってくるとほっとしたのもつかの間。
メンバーさまのドライバーのヘッドカバーがないというのだ。
新人君が朝、チェックしたクラブチェック表を見ると
ドライバーのヘッドカバーにチェックが付いているが「色」も「メイカー」も記入していない。
一体これはどういうこと?
4人分、全てヘッドカバーの色の記入がない。
途中で落として来たときに色もわかんなんじゃ捜しようがないでしょーがっ。
しかも、どれが誰のヘッドカバーか全部覚えているわけじゃないし。
18ホール廻ってどこで落として来たのかもわからない。
前半、後ろの組がなにも云ってこなかったということは後半か!?
ああ、頭痛い。
こえでカバーがでてこなかったらわたしの責任だよ。
慌てて捜しに行くと何故か2組後ろの組のお客さまのドライバーに被せてあった。(-_-;)
ー今日の反省@さらー
この日の新人君の日誌の「習得したこと」の欄には「目土」とただそれだけ書いてあった。
「反省・感想」の欄には、「今日は距離も言っていたし、自分でも動けていると思っていたのに
駄目だと云われて他に何をすればいいのかわからなかった」と書いてあった。
ほーーーーー。
がくっ。
これには言葉も出なかった。
じゃあ、なんでわたしが代わったのかってことがまるでわかってないってことね。
習得したことが「目土」だけ!
お客さまの機嫌は損ねるわ、営業課長にはイヤな顔されるわ、
最後にヘッドカバーは落としてくるわ、
おいおい、反省も何もないのかい!
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