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2005.6.30 あめときどきくもり
『歌』
お客さまが茶店に入っているときに、後ろの組がやってきた。
若い女性のお客さまが2人。
すると、茶店の中から
「歌を歌ってあげるから中に入りなさい!」と声が聞こえてきた。
「・・・・?」
女性のお客さまが中に入ると80過ぎのおじいちゃんが茶店の中で歌い出した。
こりゃあ、一曲歌うまで出てこないぞ。(-_-;)
2005.6.29 あめときどきはれ
『O.B.』
「うわー、右行った、右!OBじゃない?」
「大丈夫でーす」
前の組のティショットにいちいち口を出すお客さまは
前の組のキャディさんに軽くあしらわれてしまった。
「ほんとにー?右だよ?」
「ああ、右は大丈夫です」
キャディさんは繰り返す。
「うちのキャディさん、見てなくてもわかるから!」
前の組のお客さまがそう云った。(ё_ё)
2005.6.29 あめときどきはれ
『茶碗』
「はいキャディさん」
「えっ?」
スタート前にお客さまがくれたもの。
「開けてもいいですか?」
包みを開けると焼き物の茶碗だった。
「うわー、ありがとうございます。」
しかも2個も。
茶碗をもらったのは初めてよ。
2005.6.28 はれ
『シャフト』
ドライバーを渡しすときに「あら?」と思ったキャディさん。
紙に手書きでなんか書いてあるぞ。
「左手を伸ばし脇を締め腰を右に
深く振り上げ腰を回し左手で強く振り抜く」
もしかして・・・と思ってフェアウェイウッドを見ると、
やっぱり同じことが書いてあるよー!
2005.6.19 はれ
『ハワイのお土産』
女性のお客さまがティショットをしたあと、ティを捜していた。
キャディさんが見つけて「どうぞ」と手渡すとありがとうと云って
ポケットに入れずにその場にかがみ込んだ。
靴にティを刺している・・・。
「これね、ハワイで買ってきたのよ。」
よく見るとシューズにティとボールマークを刺すグッズがシューズ
に取り付けられていた。
「へえー、初めてみました」
「便利でしょ?」
「はい。」
「ハワイに行ったら売ってるわよ」
・・・ハワイまで買いに行けってか!(-_-;)
2005.6.18 はれ
『セレブ』
「キャディさん、アプローチ取ってくださる?」
という奥様にキャディさんは固まった・・・
「まあ、その靴いいわねー」
「ああ、これ?軽井沢で買ったのよ」
か、軽井沢かい。
「東京の息子さんはお元気?」
「ええ、先日子供が産まれましてね。
愛子さまを取り上げてくださったお医者さまに看て頂いたんですのよ」
コンペの名前は「白薔薇会」。
2005.6.17 はれ
『選択』
「キャディさん残り何ヤード?」
「えーっと、打ち下ろし入れて160ヤード打ってください」
「・・・わからない。どうしたらそうなるわけ?」
そうなるわけ、って云われてもね。
キャディさんがお客さまの持っているクラブをそっと覗き込むと
Pwと、Aw。
キャディさんはもう一度
「160は打って頂いたほうがいいですよ、」と云った。
「なんでそういう計算になるの?」
キャディさんは説明をしたがその説明を理解して頂けなかったので
「わたしは160ヤード打ってもらいたいんですけど、自分の思う距離でいいですよ」
と云った。
「これじゃあダメだって云うの?」
と食い下がるお客さまにキャディさんは
「わたしは160ヤード打ってもらいたいですけどね」と繰り返した。
お客さまは7番アイアンを抜くとそれで打った。
「ナイスオン!」
信じるものは救われる。
2005.6.16 はれ
『保険屋さんコンペ』
「こんにちはー」
キャディ控え室に保険のおばさんがやってきた。
「この前はうちのコンペがお世話になりましたー」
「ああ、今日は◯◯生命のコンペでしたよー」
「えーっ、何組でしたか?」
「何組って、そこ見て数えてみれば?」
「どこどこ?」
保険のおばちゃんは本当に数え始めた。
「やった、1組うちが勝った!」
熾烈な争いだ。
2005.6.14 はれ
『支配人』
今日はわたしがお客さま。
とあるコースにお邪魔したときのこと。
フロントでチェックインしていると名前を記入しているわたしに
「◯◯様、いつもお世話になっております」
「あ、こちらこそお世話になっております」
つい、条件反射で挨拶を返した。
「いつも家内がお世話になっております。お話は家内から伺っております。」
「・・・・?」
わたしは一瞬考えた。
わたし、支配人の奥さんと知り合いだったっけ?
記入途中の名前を最後まで書き終えると、
もしかして本当に知り合いだったらいけないと思って
「えっ?何を聞いてるんですか?」と聞いてみた。
「・・・。」
完全に人違いですね。
話しかけるときはちゃんと相手を確認してからお願いしますよ、
名前を最後まで書き終えてから話しかけないと途中で違う名前になりますからね。
2005.6.13 はれ
『3連続バーディくん』
「うわ、前に追いついたー」
スタートして2ホール目のショートホール。
2バックで男性と女性のペアだった。
「いいわねー」
「それにしてもわたしたちはさえない女2人ねー」
わたしは先輩と2人でプレーをしてた。
ところが、よく見ると前の組、
「あ、昨日の、」
「どうも。」
甘いマスクの3連続バーディくんじゃないか。
一緒にいる女性は、うちのキャディ!?
おいおい、そういうことだったのかー!?
2005.6.12 はれ
『県体予選』
「後半交替します。宜しくお願いします。」
「お、久しぶり」
お客さまはキャディさんのよく知っている病院の院長先生。と、奥様。と、焼き肉屋さん。
で、もう1人初めて見る人がいた。
若い男性。甘いマスク。近頃キャディの間にちらほらファンがいると聞いた。
後半のスタートホールで男性2人がティショットをした後、先生がカートから降りてきた。
キャディさんはドライバーのカバーを外してクラブだけ渡しながら、ふと気づく。
「・・・あれ?先生最後ですか?」
「うん。あの2人アンダーできたもん」
「・・・えっ、インコース?アンダー?」
キャディさんはちょっと顔色を変えた。
やるじゃん、甘いマスクの若いの。
おまけに出だしから3ホールはバーディときたもんだ。
あいつ何者?
4番ホールでピン手前にセカンドを乗せた瞬間、
「先生、あの人、どこのメンバー?」
さすがにキャディさんも黙ってられない。
「◯◯。去年、クラチャン取れなかったけど、今年は取るよ。」
「ホント?」
「でも体力次第」
キャディさんは首を傾げた。
「36ホール全部歩きなんですよ。ホール間も全て。」
本人がやって来た。
ひえーーー、歩きで36ホールは辛いよねぇ。(>_<)
2005.6.11 はれ
『お腹』
「あー、お腹いっぱいになった」
休憩を挟んで後半のスタートホール。
お客さまのお腹ははち切れんばかりにパンパンだった。
キャディさんはそーっと手を伸ばして
「うわ、」
お腹を触ってみた!(ё_ё)
「夏は水枕。冬は湯たんぽ。寝るときはウォーターベットになるんだ。」
「・・・・。」
デブってことね、
2005.6.9 はれ
『ハンディ』
「10枚?」
「いやー、それはちょっと・・・」
男性のお客さまは10枚で渋っている。
「じゃあ、12枚?」
と言い直したのは女性のお客さまだ。
「いいのね、みんな12枚ずつね」
「お願いしまーす」
って、おい!
男がもらってんのね、ハンディ。
2005.6.8 はれ
『負傷』
「いたたたたたた・・・」
「お帰りー、どうしたー?」
さつきちゃんは手首にテーピングをして、
身体を斜めに傾けた状態で歩いてきた。
「あのですね、ラウンド中に、落ちて、」
「落ちた?」
「そのあと飛んで・・・」
「落ちて飛んで、それで?」
このあたりから聞く方も笑いを堪えるのに必死である。
「飛んだあとに着地地点が調度傾斜になってて、芝でつーっと、滑りました。」
「よく頑張った」
2005.6.7 はれ
『韓国人』
韓国人のお客さまは2人ともとにかく日本語が上手くて、
おまけにお世辞も上手かった。
「いいゴルフ場はキャディさんも若くで可愛いですね」
「・・・。」
キャディさんは思わず足がもつれて倒れそうになった。
「そうそう、グレース・パク知ってますか?」
日本人のお客さまは首を傾げた。
おいおい、知っとけ、グレース・パクくらい。
「知ってます!」
キャディさんが手を挙げた。
「ここにサインしてもらったんですよ。」
「えーーーーーっ!グレース・パクに?」
キャディさんはお客さまのキャディバックをひっくり返した。
「わー、すごーい!」
韓国人のお客さまは日本人のお客さまにこうも云った。
「ナインブリッジはご存じですか?」
なんじゃそりゃー、とキャディさんは黙って話を聞いていた。
「サムソンの会長のリーっているじゃないですか。
彼が福岡のセンチュリーでプレーして、素晴らしいって。
センチュリーに負けないコースを造ろうって
造ったのがナインブリッジなんですよ」
へえー。
「しかし、日本のゴルフ場は木が多いですよね。」
「そうか?」
「もしかしたら、韓国を植民地にしたときに韓国の木をいっぱい
持って行ったんじゃないですかー?」
「それは、俺じゃないよ、あの人だよ」
お客さまはもう1人の日本人のお客さまを笑いながら指さした。
そんな危なっかしい話にハラハラしているのはキャディさんだけだった。
2005.6.6 はれ
『暫定球』
お客さまがセカンドショットをO.B.した。
ボールを見つけるとキャディさんは急いでグリーンに上がった。
パターを渡すときに拾ってきたボールを差し出すと
「お、かしこい、かしこい」
とお客さまが云う。
キャディさんは意味がわからずに「ん?」首を傾げると
「わんわんみたいってこと。」
「・・・・・。」
せっかくボールを見つけて来たのにこの云われよう。(-_-)
わたしは犬か!
2005.6.5 はれ
『ティショット』
朝一番のティショット。
「ナイスショットー!」
素晴らしい当たりだった。
「なんか飲んできた?」
「コーヒー飲んだけど、なにか?」
「いや、そんなに真面目に答えられても困るんだけどー」
一杯飲んで来たと答えましょう。。。。
2005.6.4 はれ
『アイアン入れ』
「次来るときは外してくるね」
お客さまがキャディさんに云った。
キャディバックの中にクラブ入れの筒を入れているのだ。
「入れにくくないですかー?」
「入れにくくはないけど・・・」
すると同伴のお客さまが
「まだもめてんのかー、お前たちはー!」
だって、アイアン入れはダメなの入れてちゃ。
→キャディバック講座へどうぞ。
2005.6.2 あめのちはれ
『長靴』
グリーンでバックピンをしていると
お客さまが云った。
「キャディさん、その長靴可愛いね。」
キャディさんが思わずにこっと笑うと
「自前?」
「・・・・。」
なんで自前やねん!
2005.6.1 はれ
『見返り美人?』
真っ白のワンピースにジャケットを羽織って
さっそうとハウスの玄関の前を歩くキャディさんと、
並んで歩くのも同じくキャディさん。
キャディバックを降ろしたお客さまが車を出すと
通り過ぎる間際に運手席の窓ガラスを全開にした。
「おおおっ!誰だかわかんないじゃなの、そんな格好してると!」
キャディさんたち2人はくすくす笑うと
「今度飲みに行きましょうか?」
「行くーっっ!」
面白い、おじさんをからかうのは。(笑)
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