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今日のお客さま。
1999年〜ゴルフ場で見たお客さまの珍プレー、好プレー、面白ギャグをキャディさんの実況中継でお届けしています。読むだけでルールやマナーも学べて一石二鳥。キャディさんからお客さまに云いたいことは「人の振り見て我が振り直せ」。今日は一体どんなドラマが展開されているのでしょうか。

【ご注意】いかなるゴルフ場とも一切のかかわりはありません。また、このお話はフィクションですがプレーヤーを非難・中傷するものではありません。

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2003.10.31(はれ)
『プロ』

プロがお客様と一緒にラウンドする組に付いた。
お客様はプロの飛距離に相変わらずびっくりしていたが
「この前、熊本で熊本オープンっていうのに行ったんですけど、中学生と同じ組に
なったんですよ」
とプロが云いだした。
「えー?中学生ですか?」
とキャディさんはそんなこともあるんだ、と思って聞き返した。
「そしたら、オレの打った球、追い越して行くんですよ」
「えーっ!?中学生がですか?」
とまたキャディさんが突っ込んだ。
「そう、中学生に抜かれてさぁ、こっちはなんとかかんとか1オーバーで上がって
きたら中学生は3アンダー。オレは一体何やってんだろうって、思いましたよ。」



2003.10.30(はれ)
『年寄り』

MちゃんとYちゃんが「やっぱりね」という顔をして帰って来た。
取りあえず、話を聞くことにする・・・。
「1番でパターカバー取ってていい、って自分で云ったのよ。」
「うんうん、」
「2番に来たら“これパターカバーは?ちゃんと付けておいて!”だって。
自分で云ったこと、すぐ忘れるのよ年寄りはっ!今度から録音しておこうか。」
あはははは、、、
苦労してるなぁって思いながら聞いてると、Yちゃんのお客様はヤード
表示について理解してもらえないらしい。
「ヤードはどうなってんのー?って云うからティグランドはグリーン中央で
途中のヤード木はグリーンエッジまでです、って云ったのね。そしたら
「はあ?」って。」
キャディさんたちはくすくす笑い出した。
「もう、これ以上簡単に云えませんっ、つーのよ、ねえ?」
そして二人は声をそろえて云った。
「だから年寄りは嫌いなのよ!」



2003.10.29(はれ)
『約束』

「ホールインワンしたら5万ね。」
「ホントですかぁ〜!」
7番ホール、185ヤードのショートで、ティアップしながらお客様がそう云った。
「わたし、1回このホールであるんですよぉ」
キャディさんの期待も高まる。
「そのときは10万だった、って云わなくちゃ」
同伴者が云った。
「えっ、・・・(・_・)」
とてもそこまでは云えないキャディさんだった。




2003.10.28(はれ)
『バンコクルール』

「おっと、外から入れたら5点だったのに〜」
お客様がグリーンに上がってきた。
「でもさ、バンコクルールは7点って知ってた?」
「7点?」
キャディさんが首を傾げた。
「バンコクはさぁ、5人とか6人とかでプレーするんだよ。」
「・・・6人?」
「そう、だから最高7点がなくちゃいけないんだ」
「・・・ホントですか?」
「もう、スコア付けるときが大変。あんた何点?あんた何点?って何回も聞かなくちゃいけない。」
そりゃ大変だ。(^。^;)


2003.10.26(はれ)
『耳鼻科』

「ああ、まだ耳がおかしい。」
朝から耳の調子がおかしいというキャディさんはハーフ回っても治らないらしい。
「わたしのとこ、内科だったもんなぁ。」
と別のキャディさんが呟いた。
「歯医者さんもいたけどね。」
「確か、○○耳鼻科の先生の名前で予約入ってたと思うんだけど、」
キャディさんがエントリー表を見ると確かに名前があった。
「えーっとね、もうちょっとしたら上がって来るはず。」
「わかりました。(^^)」

・・・ここはゴルフ場だってば!



2003.10.25(はれ)
『タバコ』

3人のお客様は前の組を待つ度にタバコに火を付けた。
「ほんとによくタバコ吸いますよね。」
キャディさんも呆れるくらいだ。
1人だけタバコを吸わないお客様がいた。
キャディさんがそのお客様に向かって
「先生から一言云ってもらったほうがいいんじゃないですか」と云うと
「え?」という顔をして振り返る3人。
「どちらの?」
「あ、僕は内科なんですけど・・・」
おもむろにお客様は云った。
「タバコ吸ってて何かいいことありますか?」
「・・・・。」
「・・・・。」
「・・・・。」
絶句する3人。



2003.10.24(はれ)
『オレ、オレ詐欺?』

「次、誰?」
「オレ、オレ」
お客様はティを刺しながら続けて云った。
「オレ、オレ、ばーちゃん、200万振り込んで。交通事故や。」
キャディさんは目が点になった後吹き出した。



2003.10.23(はれ)
『茶店』

14番ホールに来るとキャディさんはホール説明をした。
「狙いは右側の茶店の屋根、見えますか?あそこ狙ってください。
左のバンカーまでは190ヤードで入りますのでご注意ください。」
「うんうん、わかった。」
そしてキャディさんの隣にいたお客様が指を指しながら
「キャディさん、あれ民家?」
バシッ!
迷いもなくキャディさんの突っ込みが一発入った。
「今、茶店って云ったじゃないですか」
「そーやった。」
「おまえ、今、キャディさんが云うたやないか、何聞いてんのや、あれは茶店やいうのに。」
「人の話よう聞け、全く。ようみんか!なんちゃって、、、」
「・・・・(-_-;)」



2003.10.22(はれ)
『ヤンキー?モンキー?』

キャディさんはコンペのトップですでにティグランドにいた。
そこへ2組目のキャディさんがお客様をカートに乗せてやってきた。
「おっ、ヤンキーやないか!」
「違いますよ」
キャディさんが答えると
「うちはモンキーやけどね。」
「なんでですかっ!(~_~メ)」



2003.10.19(はれ)
『支店長』

お客様はティショットをしようとしたときに
「あ、ティ落ちてる。拾うた、拾うた、」
とポケットに入れた。
「あかんて、もう、支店長なったらそんなことしたらあかんて、」
「ごめんなぁ、ついくせで。」
「ところで今日はベスグロどうなってました?」
「カットや。経費削減でベスグロはカット。そんなもんいらんいらん」
「え?ないんですかー」
そしてティショットをするとすごい勢いで転がって行った。
「行け、行けー、土地転がし、金転がしやー!」
キャディさんは笑い転げ・・・(^-^;



2003.10.19(はれ)
『開場記念杯・2日目』

「今日も黄色の服の人が多いね。」
「黄色着て来たらプレゼントあるらしいからね。」
「えーっ?そんなのあんの?だから黄色ばっかりなわけ?」
「そーよ、知らなかったの?」
キャディさんの控え室ではそんな話で盛り上がっていた。
「○○女史、全身黄色だったわよ。」
ぼそっと誰かが云った。
「全身って?」
「上も、下も。靴下も。あと、手袋もね。」
「多分、今年のベストドレッサー賞も決まりね。(^_^;)」



2003.10.18(はれ)
『開場記念杯・1日目』

「今日ね、ロッカー開けたら中に何か入ってたよ!」
お客様が嬉しそうに云った。
参加賞を前もってお客様のロッカーに用意してあったらしい。
「で、帰りに請求書とか入ってんでしょ、」
とお客様。
本当に入ってたら怖い、、、(^_^;)



2003.10.16(はれ)
『ティショット』

「ナイスショット!」
ロングホールのティショットはいい当たりだった。
同伴者もみないいショットだったね、と誉めているのに本人だけは納得していない。
「全然当たってないよ、」
「飛んでるよ、飛んでる!」
「君に云われてもねぇ、嫌みにしか聞こえないんだよ」
「飛んでるって、いつもより飛んでる!」
「・・・・。」



2003.10.15(はれ)
『巌流島』

「キャディさん、巌流島のお土産あげる!」
「ありがとうございます。」
とお客様から頂いたどら焼き風のお饅頭の名前は、
「“おそいぞ武蔵”・・・。」




2003.10.13(はれ)
『そして27』

「今日ね、昨日カートから落ちて怪我したお客様に付いたのよ」
「うわー。本当に来たの?大丈夫だったの?」
「それがね、27目だったのよ。」
「27?」
「昨日、途中でやめた分も取り戻さなくちゃ〜とか云って。」
「そんな、体のほうが大事じゃないの。何ともなかったらいいけど。」



2003.10.12(はれ)
『カートから落ちて・・・』

「お客様、覚えてないそうなんですよ。」
「えー!?カートから落ちたこと?」
「酔っぱらってて、ボールが当たったの?って云ってたくらいですから・・・」
お客様は走行中のカートから落ちて頭を打って出血。
出血大サービスだ!
・・・と云いながら救急車で病院に運ばれたと云うのだ。
治療を終えてゴルフ場に帰って来るとプレーを再開するというのをみんなに止められて
また明日来るから、と云って帰ったという。
本当に明日も来るのだろうか?



2003.10.11(はれ)
『ドライバー』

「キャディさん、4ヶ月ぶりのゴルフだから宜しくね。」
「はい。」
とそこにもう一人やってきて
「4年ぶりのゴルフだけど宜しくね。」
4年はちょっと・・・・キャディさんは不安気な表情になった。
2番ホールに行くとキャディさんはティグランドで
「ドライバーで宜しいですかー?」とお客様に一声かえる。
300ヤードしかない短いミドルで、左右がOB。
グリーンの手前にはガードバンカーが4つかまえている。
4ヶ月ぶりのお客様は「あくまでもドライバー!」とクラブを受け取った。
4年ぶりのお客様は「死んでもドライバー!」と云ってポケットに新しいボ
ールを詰め込んでいた。



2003.10.9(はれ)
『ビニール』

キャディさんはクラブ確認をしたときにはそのことには気が付いていなかった。
セカンド地点に行ったときに、何気なく9番とピッチングを掴んで
「クラブ変えましょうか〜?」
と云ったときに
「あれっ?」
・・・・・(-_-;)
ビニールかかってんじゃないのよ、この9番アイアン。
キャディさんはびっくりしてアイアンを全部見直した。
どうやら9番アイアンだけらしい。
「あ、すみませんキャディさん。まだそれ使ったことないんで。」
「はあ。」
「でも、6番と7番しか使いませんからいいですよ。」
そんな問題じゃないだろう。
「アプローチはどうしましょうか?」
あと60ヤードくらいだろうか。
「7番で。」
「な、なな番ですか?」
「6番より飛ばないですよね?」
そ、それも間違いではないが。
キャディさんはお客様に云われた通りに7番を渡した。
「うわーっ!」
加減して打つとか、転がすとか、そういう使い方を知らなかったらしい。
見事にOBしてしまった。
キャディさんは無言でアプローチウエッジを渡した。
長い一日になりそうだ。



2003.10.8(はれ)
『ミミズ』

キャディさんはパターを4本つかむとグリーンに上がった。
順番にパターを渡しながらボールを拭き、ボールとピンを交互に見てはラインをアドバイスしていく。
そのキャディさんの目がふと止まった。
ミミズ・・・
ラインの真上に横たわるミミズ。
それも巨大な・・・なんでこんなにミミズが大きいの?
「キャディさん、このミミズは動かしてもいい?」
「いいですよ〜」
ボールを渡すとそのまま通り過ぎるキャディさんを
「キャディさんが動かしてよ」
と引き留めるお客様。
「・・・わ、わたしがですか?」
固まったキャディさんはとっさに云った。
「わたしが動かすと・・・ほら、ライン上ですから変に触ったらいけないと思うんですよね。」
「・・・・。」
キャディさんをじっと見つめるお客様でした。



2003.10.6(はれ)
『倶楽部選手権・予選』

36ホールラウンドする選手達・・・
キャディさんは後半の18ホールをお供することになった。
倶楽部選手権では過去2位の成績を残している今年50才になったメンバーさまと、
ゴルフの目標はシングルハンディになること、だったメンバーさまと、
大学4年生のゴルフ部所属の若き新鋭。
若き新鋭はすでに、今年の理事長杯とキャプテン杯を制覇している。
倶楽部選手権で優勝すると、初の3冠達成となる。
「なあ、もう、俺達の時代は終わったな。」
キャディさんにそう話しかけるメンバーさま。
「若さっていいよなぁ」
しみじみと彼の打つボールを追いながら呟いた。



2003.10.5(はれ)
『イノシシ』

「今年はイノシシの被害が早いね」
とメンバーさまがラフを掘り返された後を見て云った。
「イノシシ?」
1年ぶりにゴルフに復帰したメンバーさまがあらためてコースをよく見回した。
「俺が来なくなってからじゃない?」
「そうですね、ちょうどTさまが来られなくなってからですね。去年から急にイ
ノシシがコースの中を荒らしているんですよ」
「実は俺が夜中にクワ持って掘り返してんだよね」
「・・・・あ、そうだったんですかー」
そんなわけないだろう、、、



2003.10.4(はれ)
『お名前』

「マジです」
「え?」
「マジです。」
「え?マジ?マジですか?」
「マジ。」
「・・・・・。」
お帰りのお客様がキャディバックを取りに来たときのこと。
キャディさんとお客様はしばらく「マジ」を言い合っていた・・・(^。^;)
マジで。



2003.10.2(はれ)
『イーグル』

お客様は75才。
4番ホールは370ヤード、まっすぐなミドルホール。
ティショットはフェアウェイの真ん中に。
セカンドショットも綺麗な当たりでグリーンに乗ってからも傾斜通りに右に転がって行った。
ピンは右に切ってあるな、と思って見ていると・・・ボールが消えた。
「入った!」
同伴者が叫ぶ。
「ナイスイーグル!」
75才にして前半のハーフを39で折り返し。
すごいなぁー、とキャディさんも感心するばかりでした。(^J^)



2003.10.1(はれ)
『デビュー』

「キャディさん、あの、あの、うーん、なんて云ったらいいかな、あの・・・」
なんだろう?とキャディさんは首を傾げた。
「初めてなもんで、宜しく頼みます」
「コースがですか?」
「そう」
旦那さまが奥様を指さして云った。
しかし、キャディさんの心配をよそに奥様のドライバーは絶好調!
スタートホールのロングはダブルボギー!
「本当に初めてなんですか?」
「そうよ、4月から練習を始めて3回河川敷のゴルフ場に行ったけど、ちゃんと
したゴルフ場に来るのは初めて!」
「えー!4月から練習してたんですかー」
「だって、ちゃんと練習しないとコースに来ちゃいけないんでしょう?」
「いえ、そんなことないですけど、」
いいご夫婦だなぁ、とキャディさんはとても嬉しかったです。(^^)

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