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今日のお客さま。
1999年〜ゴルフ場で見たお客さまの珍プレー、好プレー、面白ギャグをキャディさんの実況中継でお届けしています。読むだけでルールやマナーも学べて一石二鳥。キャディさんからお客さまに云いたいことは「人の振り見て我が振り直せ」。今日は一体どんなドラマが展開されているのでしょうか。

【ご注意】いかなるゴルフ場とも一切のかかわりはありません。また、このお話はフィクションですがプレーヤーを非難・中傷するものではありません。

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2003.8.31(はれ)
『ドライバー』

ティショットがO.B.になった。
同伴者がそれを見てからカートを降りると
「買ったドライバーが悪かったんじゃないの?」
と云った。
すると、打った本人は
「財源が悪かった。」
と悔やんでいた。



2003.8.30(はれ)
『タオル』

お客様はキャディバックに付けているタオルを取ろうとしていた。
顔中、体中汗でびっしょりだった。
「あれ?キャディさん、カートに挟まって取れないよ、あれ?」
お客様はタオルをぐいぐい引っ張っている。
「取りましょうか?」
キャディさんがカートのベルトを緩めようとすると
「いいよ、引っ張れば取れるはずだから・・・・」
ビリビリビリっ!
「ほら、タオルからぞうきんになった。」
「・・・・・。」
タオルはビリビリに引き裂かれていた。(^_^;)


2003.8.28(はれ)
『雷』

キャディさんは雷警報のサイレンが鳴ると、お客様とハウスに引き返した。
「よっちゃんとこのお客さん、面白いこと行ってたね」
「そーなのよ。ティショット打ってからサイレン鳴ったじゃない。ボールそ
のまま置いてきちゃったんだけどさ」
「キャディさん、あのボールどーなんの?って云ってたね。(笑)」
「どうにもなるわけないじゃん」
よっちゃんは肩をすくめて云う。
「なんて云ったの?」
別のキャディさんが聞くとよちゃんは云った。
「どうにもなりません、って。」



2003.8.27(はれ)
『ライン』

キャディさんはお客様にラインを聞かれたので
「これくらいスライスです」
とピンを持って云った。
お客様は云われた方向に打ったけれど、強いと切れない。
キャディさんは(強いな)と思いながら見ていたが
「キャディさんの云った通りに打ったけど、全然切れなかった」
と云うお客様の云うことは聞こえてない振りをする。(-.-)
そして、返しのパット。
「・・・・。」
も、外れた。
同伴者が静かに云った。
「自分の思った通りに打っても入れなかったね」



2003.8.26(はれ)
『上り』

「ピンまで150ヤードはありますね」
キャディさんが距離を計算すると
お客様が腰に手をあてて云った。
「上りは?上りはどれくらい引くの?」
「・・・?」
キャディさんは云われていることがよくわからなかった。
が、
「上りは足してくださいっ。」
と慌てて云った。



2003.8.24(はれ)
『誤診』

「緑内障の診断が誤診だった」
お客様が云った。
「もうゴルフできんかと思った。」
キャディさんは誤診でよかったですね、と笑って云ったが
「今度はピロリ菌がおるんや。今、ピロリ菌殺してるとこや」
とお客様が云った。(^_^;)



2003.8.23(はれ)
『カマキリ拳法』

お客様がグリーンでアドレスに入った。
ライン上に目線を走らせてアドレスに入る。
ふと、顔を上げるとそこにはカマキリがいた。
「カマキリ拳法!」
「・・・・・。」
ボールはカップまで届かずに止まった。
「なにがカマキリ拳法だ!」
と同伴者が云った。(^_^;)



2003.8.22(はれ)
『スコア』

「格好いいとこ見せなきゃって思うと、なんだか今日はいい緊張感でスコアがまとまってるなぁ」
お客様が云った。
「なんで女性が一人いるだけで男ってこうも変わるんだろうね」
同伴者も頷いた。
「なんか、こう、スィングもいつもよりも切れがあるっていうか・・・」



2003.8.21(はれ)
『金髪赤いシャツ』

「先輩のとこ、金髪の若い人いましたよ」
「え?」
「赤いシャツです。」
「・・・・金髪で赤いシャツ」
なんとなくイメージが悪い。
「マジでー、なんか今日もう終わったかも〜」

と云いつつ、スタートしたら金髪赤いシャツが一番上手い。
年は25歳。
ティショット、めちゃくちゃ飛ぶ!
人は見かけじゃない、とキャディさんは思った。



2003.8.20(はれ)
『女子プロ』

「68叩いてたよ」
それはキャディ控え室でのこと。
「え?68?大変だったね」
ハーフのスコアだと思ってそう云ったら
「18よ」
「え?」
「ろくじゅうはち〜〜〜〜?」
「そう、今日付いた女の人」
「女でー?」
「うん、すごかったー」
「えーっ、そりゃすごいよ、68でしょ」
「プロだったの」
「・・・あ、プロね。びっくりしたー」




2003.8.17(あめのちくもり)
『田舎』

お客様がショートホールのティグランドで呟いた。
「田舎だなぁー」
のどかな景色を眺めながらそう云った。
「うん、電気が2年前にきたくらいだからね」
と、同伴者が答える。



2003.8.16(あめ)
『ゲートボール』

「おかえりー」
雨の中をやおちゃんが帰ってきた。
「くたびれるね、雨の日は」
「そうね、どうだった?お客さん」
「うん、最後はもう、ゲートボールみたいだった」
「ゲートボール?」
「雨でどうでもよくなちゃったみたいでね」



2003.8.15(あめのちくもり)
『お金と体力』

「あら、こんにちは」
とお客様同士が挨拶をしていた。
「今日もゴルフですか?よくお金と体力が持ちますねぇ」
「金は余ってるから」
あっはっはーと笑って去っていくお客様。
「・・・聞いた?キャディさん。」
「・・・はい」
「お金余ってるてよ」
「・・・みたいですね(^^;)」



2003.8.14(はれ)
『OBボール』

キャディさんがボールを探しに行こうとするとお客様が大声で叫んだ。
「キャディさん、いいよ、行かなくて!あの人外科の先生でお金はいっぱい持ってるんだから!」
「え?・・・でも、」
キャディさんはボールを探しに行った。
帰ってくるとフルネームの入ったボールを渡す。
「名前が入ってるのですぐわかりました」
「いいって云ったのに、キャディさん」
同伴者はあくまでもそう言い続け・・・・
「僕なんかお金ないから名字入れてないんだから」
と下の名前だけ印刷したボールをキャディさんに渡した。
キャディさんはボールを拭きながらぷっと吹き出した。



2003.8.13(はれ)
『36』

キャディさんは27ホール目のラウンドを終えてハウスに帰ってきた。
カートに乗ったお客様も27ホールラウンドした。
「お疲れさまでした〜。クラブ確認をお願いします。」
とキャディさんが云うと
「あとハーフ行くから」
お客様は4人ともカートに乗ったままだ。
「え?ホントに行くんですか?」
「もちろん。」
キャディさんは冗談だと思っていたのでびっくりした。
しかも、このお客様たちはコンペなのだ。
後ろにあと2組いる。
36回るコンペなんて、凄すぎる。



2003.8.10(はれ)
『クラブ』

「3番ウッドと、5番ウッドと、5番アイアンも持って行こうかな・・・」
キャディさんはお客様がぶつぶつ云いながらクラブを取っているのをニコニコして見ていた。
「あと、7番アイアンとそれから・・・」
「まだ持って行くんですか?」
「うーんと、ピッチング。」
「そんなにいっぱい・・・」
「じゃ、キャディさん、グリーンで会おうぜ!」
「・・・・グリーンで、ですね、」
なんとも云えない表情のキャディさん。
そう、ここはまだ、ロングホールのセカンド地点なんだから。



2003.8.9(はれ)
『虫』

やけに今日はカラスが多い。
雨上がりのフェアウェイにミミズが出てきてるから?
それともブンブン飛んでる黒い虫がいるから?
「キャディさん、この黒い虫はトンボの子供?」
突然キャディさんはお客様にそう云われた。
「・・・。」
一瞬、固まったキャディさんは
「トンボの子供はヤゴじゃないですか?」
「・・・・・そ、そうだね。」
質問してから「しまった」という顔をするお客様だった。




2003.8.3(はれ)
『クラブ選択』

「なあ、何番で打つ?」
「コンペだから教えられないんだよ」
「えー?教えちゃ駄目なのか?」
「聞くのも、云うのも、ペナルティなんだよ」
「へえー、ゴルフって面倒くせえなぁ。」
「キャディさんに聞くのはいいよ」
と同伴者に云われて
「キャディさん、何番がいいかな?」
お客様はラウンド5回目。だが、野球をやってたらしくて割とよく当たる。
さっきのホールも150ヤードを7番アイアンを持たせたら2オンした。
140ヤードの打ち下ろしのショートホール。
115ヤードは打たないとバンカーに捕まる。
ピッチングではアゲンストだし、ちょっと短いかもしれない。
安全に手前から行くとして、
「9番・・・・がないんですよねぇ」
とキャディバックの中を見つめながらキャディさんが呟く。
「そーだよ、ないんだよ。7番くらいでいっとく?さっきもこれで当たったしさ」
とお客様が7番を引き抜くのをキャディさんが途中で捕まえて
「8番で行きましょうか」
「えー、これ使ったことないもん」
「さっきみたいに当たったらO.B.になるかもしれないですよ」
「えー、それはやだ」
「じゃあ、これで打ってください。トップしないようにしてくださいよ」
「トップって何?」
「・・・。」




2003.8.2(はれ)
『35度』

「もう、暑くて頭おかしくなってきましたー」
「わたしも。」
「お客様からクラブ預かるとき何回空振りしたことか。」
さつきちゃんが力なく笑う。
「受け取ろうと思ってもつかめないんですよー。それから3番アイアンもらったのに
一生懸命キャディバックのアプローチ入れるところに押し込んでいるんですよ。入れ、
入れ、ってぐいぐい入れてるのに全然入んなくて、もう〜なんで入んないのよ、って
番手みたら“あら、3番じゃない”て気づくんです。もう、暑さで頭おかしくなって
ますね」



2003.8.1(はれ)
『ショートホール』

「ピンまで170ヤードです」
キャディさんはショートホールに来るとお客様に云った。
「打ち下ろしは入ってる?」
「なんにも見なくて170ヤードです。あと、打ち下ろしとフォローがありますから・・・」
「じゃ175ヤード?」
「なんで増えるんですか?(-.-)」

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