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北海道・東北 関東 甲信越・北陸 東海 近畿 中国・四国 九州・沖縄 海外のゴルフ場予約 ゴルフ場予約・最新格安情報 値段が手頃ベスト10 コースにこだわる方におすすめ! ・コースレイアウトが戦略的 ・距離が長い ・グリーンが難しい ・フェアウェイが広い ・全体の難易度が高い コース以外にもこだわる! ・食事が美味しい ・設備が充実 ・友人に紹介したい |
2003.3.1(あめ) 2003.3.2(はれ) 『おいどん』 「キャディさんおいどんが先よね?」 前の組はセルフだった。 20代半ばの若い男性の3人組だ。 「何?前の組はキャディさんいないの?」 とお客さまに聞かれて組数の多い日はキャディが足りないのでセルフでまわってもらっている組もあると、 キャディさんは説明した。 「前の若者たちは鹿児島から?」 「・・・?」 「“おいどん”、って云ってたよね。」 「福岡では“おいどん”は鹿児島だけどな」 「西郷隆盛とか云うじゃん、おいどん、って。」 なるほど。 キャディさんは納得したが福岡からやってきたお客さまにこう説明した。 「実は、佐賀ではおいどんっていうのは複数形なんですよ。」 「えー?一人称じゃないの?」 「佐賀弁では“俺=おい”で、“俺達=おいどん”なので、、、」 「ああ、じゃあ鹿児島の人じゃなかったのか。」 「おいは1人。おいどんは複数。じゃあカツ丼は?」 「・・・・。」 2003.3.4(はれ) 『ハンディ』 「どう考えたってお前に20枚は多すぎる!」 「いいえ、どう考えたって20枚は少なすぎる!」 スタート前にお客さま同士が言い合っていた。 「絶対20枚でも足りないと思いますけど!」 「絶対20も入らないってば!」 どちらも一歩も譲らない。 「ハンディはなぁ、やる方が決めるんや!俺の言うとおりにしろっ!」 上司の勝ち。(^_^;) 2003.3.5(はれ) 『大正生まれ』 「ナイスショットー!」 ロングホールのティショットは素晴らしく良く当たった。 「見てみ〜、昭和生まれより飛んでるからなぁ」 とお客さまは満足そうに云った。 「えっ?昭和生まれじゃないんですか?」 と驚いたのはキャディさんだ。 「わしゃー大正生まれたい。」 とそのおじいちゃんの元気なこと! 2003.3.7(くもり) 『70万』 「このクラブ全部で70万したよ」 「70万ですかー」 「70万のクラブ買ったん?すごいなー。俺は70万で嫁さん買ったで〜」 すると他のお客さまが 「うちのは70万だとおつりがくるなぁ。」 と云っていた。 2003.3.8(あめ) 『3本の指』 「キャディさん、この人な、有名なんよ。」 姉妹コースの研修会のお客さまは云う。 「うちのゴルフ場でなぁ、3本の指に入るんよ。」 「・・・はあ。」 何の3本の指だろうか?とキャディさんはちょっと考えた。 研修会だしなぁ、うまいのの3本?それとも古いのの3本?他には?・・・うーん、、、 「この人なぁ、家のゴルフ場の中で我が儘な人いうたら3本の指に入るんよ。」 「・・・。はあ、」 そっちか、(-_-;) 2003.3.9(あめ) 『OB』 「暫定球お願いします」 「ええっ、今のOB?」 「突き抜けたらOBゾーンがあるんですが、」 「ゾーンってする。」 「・・・。」 2003.3.11(はれ) 『転勤族』 「おーっ、ピンにぴったり付いてるじゃないかー。」 常務と呼ばれているお客さまはにこにこ顔でグリーンにやってきた。 すると、 「うおーっっっ!」 「おいおい、○○君、またそんなとこからトップしてー、頼むよぉ」 「す、すみません。」 「工場長、あちらのチームはまた叩きそうですよ。」 「そやなぁ、」 お客さまは2人顔を見合わせて笑っている。 「○○君、転勤したいんか?」 「常務っ、、、」 常務の口癖は「転勤する?」だった。(^_^;)
2003.3.15(くもり) 『練習』 キャディさんは仕事が終わるとクラブを何本か持ってコースに出た。 1番ホールは左ドックレックのロングだ。 ティショットはまあまあ当たった。 セカンドでクリークを打ちそこなって、もう1回打ってみる。 今度はまあまあ当たった。 3打目でグリーンを狙いたかったが、ちょうどいいクラブを持っていない。 短いクラブでグリーン手前まで持って行って、アプローチの練習をしよう。 そうやって2球とも4打でグリーンにオンした。 さて、パターだ。 と思ったとき、何気なく後ろを振り向いた。 ブーンとカートが走ってくる。 え? キャディさんは一瞬何事かと思った。 最終組はさっきスタートした筈だった。 しかし、人影が3人・・・ うわ〜〜〜〜〜っ! お客さまだー! キャディさんはびっくりしてボールを拾い上げると急いでグリーンの脇に隠れた。 ピタッ!ピタッ!っとボールがピンの近くに付く。 上手い。 わたしのアプローチは2球ともピンをオーバーして奥のカラーまで転がってしまっていた。 ようやくお客さまの顔が見えた。 上手いはずだ。3人ともシングルなのだから。(^=^; 「練習してたんか?」 「はい」 「なんでバック持ってきてないんだ。行くぞ!」 「勘弁してください、、、(◎-◎;)」 「勘弁しないよ、ほら、クラブ持って来い!」 「・・・・駄目ですって、」 キャディさんはお客さまに勘弁してもらうと、やっと安心してまた練習に戻った。 やれやれ、ひどい目に遭うとこだった。(笑) 2003.3.16(あめ) 『27ホール』 「お疲れ様でした〜」 雨の中18ホールラウンドしたお客さまにキャディさんは心を込めてそう云った。 女性のお客さまもゴルフを始めてもうすぐ1年というのに、この雨の中よく頑張 って一生懸命プレーをしていた。 「えーっと、キャディさん、次アウトに行きたいんだけど、行ける?」 「・・・え?」 キャディさんの動きが止まった。 「・・・もしかして、行くんですか?」 「駄目なの?」 「駄目じゃないですけど、(^_^;)」 雨は止みそうにはなかった、、、 2003.3.19(はれ) 『アプローチ』 「ドライバーが曲がり出したらアプローチまでおかしくなるね」 「そうそう。」 お客さまがそう云うと同伴者が頷いた。 「俺からアプローチを取ったら何が残る!?」 と肩をすくめるお客さま。 「なんにも残らないんじゃない」 同伴者が小声で云った。 「・・・。」 2003.3.20(はれ) 『オナー席』 お客さまがカートに乗り込んだ。 後ろの座席に3人と、キャディさんの運転席の隣に1人。 「そこパー取らんと座れないんだよ!」 後ろから声がかかった。 「えー、そーなんですか」 お客さまが振り返って云った。 「じゃあ、誰も座れないじゃないですか」 「・・・。」 2003.3.21(はれ) 『ロックオン』 お客さまはティグランドにボールをティアップすると、ボールの後ろに立って、 目標方向にクラブを真っ直ぐに向けた。 そして、ヘッドを目標にセットすると 「ロックオン!」 と云ってからアドレスに入る。 「・・・お前なー、影響受けすぎ」 2003.3.22(はれ) 『ティショット』 ロングホールのティショットだった。 球は低い弾道でフェアウェイをぐんぐん飛んで行った。 「おーっ!」 見ていた同伴者達はその球を見つめながらため息を付いた。 「トマホーク、、、」 なんのこっちゃ、(-_-;) 2003.3.23(はれ) 『オリンピック』 スタート前のティグランドでお客さまの1人がオリンピックをしようと云いだした。 「よし、じゃあソルトレイク方式でいくか」 「いいねー」 ソルトレイク方式? 「金が二つってやつだね」 「そうそう、1回金を逃したら銀の人に金の権利がいくってことで・・・」 「銀の人は2度おいしいなぁー」 ・・・ああ、金が二つってそういうことね。 2003.3.25(はれ) 『ハンディ』 「あちゃー!やってんな、前の組は」 スタートホールのティグランドでお客さまは前の組のティショットを見ると肩をすくめた。 態度といい、格好といい、物腰といい、おまけに体の大きさといい、まだ若いお客さまだった が、キャディさんには「上手そう」なお客さまに見れた。 自分がちょっと上手だからって前の組のお客さまを笑うことはないじゃないかとキャディさん が思っていると 「俺、あれ以下だけどね!」 「・・・え?」 キャディさんの顔を見ると若いお客さまはもう一度肩をすくめてみせた。 そして大真面目で同伴者に云うのだった。 「30、30、でお願いしまーす。」 2003.3.26(はれ) 『ショートホール』 165ヤード、打ち下ろし、フォロー。 お客さまが7番アイアンを抜きながらキャディさんの顔を見た。 「7番でいいですか?」 つい、キャディさんも声をかけた。 「うん、大きいかもしれないよね、この風じゃあ。・・・8番?上に付けるより下からがいいもんね。」 「そうですね。」 とキャディさんは頷いた。 「お前、上でも下でも関係ねえだろっ」 身も蓋もなく突っ込む同伴者だった。 2003.3.27(はれ) 『弾道』 ロングホールにやってきた。 「よーし、風もないし、思いっきり飛ばすぞー!」 が。風もないのにお客さまのボールはフェアウェイすれすれを低い弾道ですり抜けるように走って行った。 「おー、ステルス打法ってやつか。」 「レーダーに引っかからないようにって、ね」 2003.3.29(はれ) 『1オン』 2番ホール・281ヤード。打ち下ろしのミドルホール。 「うわー、今日はえらい前から打たせるんやなー。1打で乗るんちゃうか?」 お客さまは振り返ると 「所長、乗りますよ」 一番飛ばす同伴者に向かって云う。 あいにく一番飛ばすお客さまも1打でグリーンに乗ることはなかった。 4人目のお客さまがティアップしてアドレスに入る。 「けんちゃん、乗せろよ」 「え?僕が?」 一瞬の間。 本気にするなよ、、、 2003.3.30(はれ) 『高速グリーン!?』 27日、28日と日本プロの予選会が行われた。 ベントグリーンは春のコアリングと目砂を入れてあったが、ローラーを引いて まあまあの仕上がりになっていた。お客さまのパットのタッチが目に見えて狂 っているのがキャディさんたちにはよくわかった。 しかし、1人だけ面白いようにパットが決まるお客さまがいた。 「ナイスバーディ!」 「よ〜、入るなぁー」 「やっぱ、プロ用のグリーンでなくちゃ駄目みたい。」 「・・・・。」 |